阿児奈波(おちなは)島漂着
沖縄ツアーなどが人気でとなり、毎年夏でなくても数多くの人が訪れる小さな島、沖縄。
その沖縄が歴史書にはじめて登場したときのことです。
天平勝宝5年といえば、東大寺大仏開眼の翌年で西暦753年。
中国は安禄山反乱の2年前で、遣唐使が帰航中嵐にあい、4隻の船団が前後して阿児奈波島に流れつきました。
島名は万葉仮名ですが、これは明らかに沖縄島のことで、書物に沖縄島の名前が出たのは、これが最初との定説があります。
「この島は何という島ですか」
「阿児奈波島でえ侍る」
・・・と方言で答えた島民の顔も見えるようですね。
・・・というのは「き」を「ち」と発音するなまりが、そのまま出ているからです。